王宮とハプスブルク家
王宮は、ハプスブルク家がおよそ600年にわたり住まいとしてきた宮殿です。
王宮の敷地内では改築・増築が繰り返され、その合間に庭園などが入り組んでなかなか複雑なうえ大変広いため、見学ポイントを絞って訪れることをおすすめします。
もちろん、時間があればそのよく手入れされて気持ちのよい中庭で休憩しながら、気の向くままに散策するのも楽しいですよ。
王宮は、リンクを挟んだ美術史博物館の向かい側に位置しています。
リンク側のブルク門から入ると、カール大公やオイゲン公の騎馬像が立つ庭園と、エフェソス博物館や狩猟・武器部門と古楽器コレクションなどが入った新王宮があります。
王宮ならではの、ハプスブルク家の人々の暮らしぶりが垣間見られるコレクションにポイントを絞るなら、コールマルクト側のミヒャエル広場から入ったほうがわかりやすいです。
王宮見学のハイライトは、銀器コレクション、皇帝の部屋とシシィ博物館でしょう。
この3つの施設は共通の入場券で見学することができます。
銀器コレクションには、王宮で使われた食器や食卓関連の調度品などが展示されており、マリア・テレジアのナイフ・フォークセットや、ウィーン会議で使われたディナーセットなどもありました。
シシィ博物館には、皇妃エリーザベトが実際に使用したドレスや小物類が展示されており、またエリーザベトの部屋のうち化粧室兼体操室には、登り棒や肋木、吊り輪などがあって、身長172cm・体重50kg・ウエスト50cmと言われているプロポーションを保つための執念(?)が感じられました。
皇帝の部屋は、エリーザベトの夫であるフランツ・ヨーゼフ1世の執務室や居間、寝室などが並び、こちらは質素を好んだフランツ・ヨーゼフの性格が伺える簡素な雰囲気でした。
王宮というと豪華絢爛な様式美を想像していましたが、意外と地味で自由な雰囲気溢れるところだなと思いました。
堅苦しい宮廷生活を嫌ったエリーザベトや、質実剛健なフランツ・ヨーゼフの住まいならではなのでしょうか。
王宮の敷地内では改築・増築が繰り返され、その合間に庭園などが入り組んでなかなか複雑なうえ大変広いため、見学ポイントを絞って訪れることをおすすめします。
もちろん、時間があればそのよく手入れされて気持ちのよい中庭で休憩しながら、気の向くままに散策するのも楽しいですよ。
王宮は、リンクを挟んだ美術史博物館の向かい側に位置しています。
リンク側のブルク門から入ると、カール大公やオイゲン公の騎馬像が立つ庭園と、エフェソス博物館や狩猟・武器部門と古楽器コレクションなどが入った新王宮があります。
王宮ならではの、ハプスブルク家の人々の暮らしぶりが垣間見られるコレクションにポイントを絞るなら、コールマルクト側のミヒャエル広場から入ったほうがわかりやすいです。
王宮見学のハイライトは、銀器コレクション、皇帝の部屋とシシィ博物館でしょう。
この3つの施設は共通の入場券で見学することができます。
銀器コレクションには、王宮で使われた食器や食卓関連の調度品などが展示されており、マリア・テレジアのナイフ・フォークセットや、ウィーン会議で使われたディナーセットなどもありました。
シシィ博物館には、皇妃エリーザベトが実際に使用したドレスや小物類が展示されており、またエリーザベトの部屋のうち化粧室兼体操室には、登り棒や肋木、吊り輪などがあって、身長172cm・体重50kg・ウエスト50cmと言われているプロポーションを保つための執念(?)が感じられました。
皇帝の部屋は、エリーザベトの夫であるフランツ・ヨーゼフ1世の執務室や居間、寝室などが並び、こちらは質素を好んだフランツ・ヨーゼフの性格が伺える簡素な雰囲気でした。
王宮というと豪華絢爛な様式美を想像していましたが、意外と地味で自由な雰囲気溢れるところだなと思いました。
堅苦しい宮廷生活を嫌ったエリーザベトや、質実剛健なフランツ・ヨーゼフの住まいならではなのでしょうか。