ロンダ(Ronda) : スペイン旅行記

ロンダ(Ronda)

ロンダは、深い峡谷の上に築かれた白い街です。
スペイン各地からのバスが到着するターミナルや鉄道駅は、街の北側、新市街にあります。


ロンダの街は、街が新市街と旧市街とに分かれているという点は他の多くのスペインの街と同じですが、これらが深い峡谷によって隔てられており、いくつかの橋によってつながっています。
ロンダのこの二つの街をつなぐ橋で特に有名なのがヌエボ橋で、この橋の下に切り立つ絶壁が見どころの一つにもなっています。

ロンダの街中から、あるいは橋の上から絶壁の底を見下ろすのも迫力がありますが、旧市街の絶壁の下をまわりこむように続く、きちんと舗装もされていないような小径をぜひ下りていってみてください。
峡谷の底から見上げるヌエボ橋は、まさに圧巻です。
その後また街まで上っていくのはちょっと大変ですが…。
夏場は必ず飲み物を携帯しましょうね!!

ロンダは近代闘牛の発祥の地でもあります。
ロンダ生まれの闘牛士フランシスコ・ロメロという人が、18世紀に、初めてムレータ(牛をあおる赤い布)と剣だけで牛に挑んだそうです(それまでは馬に乗って闘っていた)。
ロンダで実際闘牛を観たわけではありませんが、ここロンダの闘牛場はスペインでも最古の闘牛場の一つで、白壁がアンダルシアらしい、こぢんまりしたかわいらしい雰囲気でした。

闘牛場の隣にあるアラメダ・タホ公園からの眺めは絶景!!
切り立つ絶壁の向こうには、かなたまで原野が広がっており、これもスペインならではの風景だなと感慨深かったです。
スペイン
あの口ばし   数ヶ月前からアクセス解析の検索キーワードで「スペイン旅行記」と言うのが増加している。 きっとこれからスペインへ旅立つ方がブログに書いている旅行記を見ようと探していたんだろうけど たどり着いたのが ...