ギリシャの料理1 : ギリシャ旅行記

スブラキ・ギロのギリシャ料理

ギリシャの料理は、地中海から揚がったとれたての海の幸や新鮮な野菜を、シンプルにオリーブオイルやハーブなどで味付けしたものが多いです。
フランス料理などのように凝ったソースなどはあまりなく、素材の味で勝負！というような、素朴ながらも力強く滋味あふれた料理といえると思います。

ギリシャの料理で、滞在中に一度は口にするであろうものは、まずスブラキとギロが挙げられます。

スブラキは肉や魚を鉄串に刺してグリルしたものです。
肉はマトンや牛、豚を、魚はスズキなど白身魚を使うことが多いです。
ギリシャの料理で使われるマトンは、ハーブがほどよく利いていて臭みがまったく気にならず、実は私はマトンが苦手なのですが本当においしくいただけました。
アテネ市内ではモナスティラキ広場の近くにある「タナシス」というお店のスブラキが最高！！
ギリシャ滞在中、何度も通いました。
私の中では、海外でもっとも忘れられない味のベスト３に入っています。

ギリシャの料理の中でも、ギロはもともとトルコの食べ物で、店先で大きな肉の塊をぐるぐる回しながら焼き、包丁などでそぎ落としたものです。
ギロを野菜やチーズなどと一緒にピタで挟んだギロ・ピタなどは、手軽な昼食などにもってこいです。

ギリシャの料理に欠かせないものは、このほかオリーブやフェタ・チーズ（塩気の強い、こってりとしたヤギのチーズ）があり、グリーク・サラダを注文すると季節の野菜の上にこれらが乗ったサラダが出てきます。